浮世絵動物園

バージョンアップして再登場

見世物にされた像、擬人化された雀、そして珍妙な虎子石…。7年前に浮世絵に描かれた動物たちを紹介して好評だった「浮世絵動物園」展が戻ってきました。お馴染みの動物もあれば、こんなのいるの?という珍獣まで、太田記念美術館は賑やかな動物で溢れています。

  • (左から)歌川芳豊《中天竺馬爾加国出生新渡舶来大象之図》 / 河鍋暁斎《天竺渡来大評判 象の遊戯》
  • (左から)北尾重政画/真巌賛《見立普賢菩薩図》 / 月岡雪鼎《猿かに図》
  • (左から)歌川国芳《道化十二支 卯のだんごや 蛇の目ずしの寅》 / 落合芳幾《見たて似たかきん魚》
  • (左から)四代歌川国政《しん板ねづみのたわむれ》 / 大森善清《鍾馗(『あやね竹』)》
  • (左から)歌川国芳《源氏雲浮世画合 玉取蜑》 / 歌川国芳《木曽街道六十九次之内 望月 怪童丸》
  • (左から)渓斎英泉《当世好物八契 草双紙》 / 歌川広重《名所江戸百景 高輪うしまち》
  • (左から)昇斎一景《東京名所四十八景 浅草観世音雪中》 / 歌川広重《白梅に寿帯鳥》
  • (左から)小林清親《陸海軍人高名鑑 浅川大尉二等兵木村源松氏》 / 葛飾北斎《東海道五十三次 七 藤沢》
  • (左から)歌川国貞(三代歌川豊国)《江戸名所百人美女 東本願寺》 / 歌川国貞(三代歌川豊国)《江戸名所百人美女 薬けんぼり》

展覧会の担当は、太田記念美術館主任学芸員の赤木美智さん。赤木さんは前回展も手掛けており、本展でもこれぞという数々の動物をピックアップ。質・量ともに前回を大きく上回るスケールとなりました。

今回の取材では赤木さんに時間を取っていただき、ギャラリートーク形式で解説していただきました。内容について、さっそく動画でご紹介いたします。

会場1階~2階


会場は4章構成で、前期・後期あわせて約160点を展示。まだまだ動物はたくさん登場します。引き続き、赤木さんの解説をどうぞ。

会場2階


理屈抜きで動物の姿を楽しむも良し、解説していただいたような時代背景を読み込んで納得するも良し。自分にあった立ち位置でお楽しみいただける展覧会です。

作品は前後期で全て入れ替え。後期にも葛飾北斎《狆》、歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》、そしてチラシに出ている超ユニークな歌川芳虎《家内安全ヲ守 十二支之図》が登場します。

[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2017年3月30日 ]

ようこそ浮世絵の世界へ 英訳付ようこそ浮世絵の世界へ 英訳付

日野原 健司 (著), 太田記念美術館 (監修)

東京美術
¥ 2,160


浮世絵動物園 に関するツイート



 

ミュージアムの詳細

展覧会の詳細

会期

前期:4月1日(土)~4月26日(水)後期:5月2日(火)~5月28日(日)