[2017年12月06日]

珠玉のフランス近代風景画、50点は日本初公開 ── 「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」が2018年に開催

珠玉のフランス近代風景画、50点は日本初公開 ── 「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」が2018年に開催

来年、東京と大阪で「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」が開催される事となり、都内のロシア大使館で記者発表が行われた。

モスクワの中心部に位置し、質の高い西洋絵画コレクションで知られるプーシキン美術館から、風景画を紹介する企画展。

「旅」をテーマに、画家たちが旅をして描いた作品や、大都市であるパリにいながらも遠く離れた地に想いを馳せて描いた作品など、51作家による65点を展示。うち50作品は日本初公開となる。

紹介されるのは17世紀のクロード・ロランをはじめ、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなど、20世紀までの作品。

モネが26歳で描いた《草上の昼食》は初来日。モネは、マネによる《草上の昼食》(1863年 オルセー美術館蔵)から刺激を受けて、1866年のサロンに出展すべく、大作の《草上の昼食》を描いたが、未完に終わった後に、モネ自身により切り分けられた(現在はオルセー美術館蔵)。

出展される《草上の昼食》は、大作の《草上の昼食》の最終下絵として描きはじめられたとみられる作品。サインと年記(1866年)が入っている事から完成作と見られ、大作の《草上の昼食》が切り分けられて全貌が分からなくなっている事も含め、モネの構想を今に伝える貴重な作品といえる。

展覧会のスペシャルサポーターには俳優・水谷豊さんが就任。公式サポーターの声優・上坂すみれさんとともに音声ガイドを務める。

朝日新聞社とプーシキン美術館による展覧会は、マティス《金魚》が約40年ぶりに来日した2005年「プーシキン美術館展」(東京都美術館・国立国際美術館)、ルノワールの傑作肖像画《ジャンヌ・サマリーの肖像》などを展示した2013年「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」(愛知県美術館・横浜美術館・神戸市立博物館)に次いで、3回目。

「プーシキン美術館展 ─ 旅するフランス風景画」は、2018年4月14日(土)~7月8日(日)に東京都美術館、7月21日(土)~10月14日(日)に国立国際美術館で開催。

観覧料は、当日券が一般 1,600円、大学生・専門学校生が 1,300円、65歳以上 1,000円。前売りはそれぞれ200円引きで、2018年2月10日(土)から販売される。