中澤弘光 明治末~大正〈出版の美術〉とスケッチ


武蔵野市立吉祥寺美術館

〒 180-0004
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階

公式サイト

期間

2018年01月13日~2018年02月25日 終了
この地域で開催中の展覧会

内容

中澤弘光(1874~1964)は、黒田清輝に師事し、東京美術学校卒業後、文部省美術展覧会(文展)にはじまる官設美術展覧会への出品を続けたほか、光風会、日本水彩画会、白日会等の創立に参加するなど、明治後半から昭和にかけ画壇の中心で活躍を続けた洋画家です。一方、文芸雑誌の表紙や口絵・挿絵、絵葉書のデザイン、かなおぶんえんどう金尾文淵堂が企画した豪華本の装釘など、おびただしい数の〈出版の美術〉も、その重要な足跡として決して見逃すことはできません。与謝野晶子の第一歌集『みだれ髪』(明治34年)に心打たれた中澤は、与謝野鉄幹主宰の雑誌『明星』に関わったのち、晶子の著書の装釘・挿絵を数多く手がけるなど、当時文芸界を席巻した浪漫主義的思潮に呼応し、印刷の世界に滋味豊かな画境を切り拓いていきます。そこにおいては、温泉地や名勝・霊場巡りなど、画題を求め年中旅の人となっていた中澤が各地で描き留めた無数のスケッチが、存分に力を発揮しました。
本展では、特に明治末から大正という中澤の円熟期とも言える時代に焦点を絞り、印刷物ならびにスケッチ等約200点の貴重資料により、知る人ぞ知る、その〈出版の美術〉の仕事を振り返ります。
また、本テーマに関連の深い中澤の油彩画や水彩画、加えて、中澤旧蔵の師・黒田清輝筆《自画像》(明治35年)も、特別に展観いたします。

料金

一般 300円/中高生 100円

休館日

1月31日(水)、2月21日(日)

アクセス

JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩3分

マップ この地域のミュージアム

GoogleMapで経路をみる
ツイートをみる